100歳じいじ

「夢は80〜90歳に戻ることだな。」おじちゃん一問一答<第二弾>

100歳が語る。
「夢」と「やりたい仕事」

今回は、私の母(mamacoro)がインタビュアーとして100歳のおじちゃんに質問をし、それを私が記事化している。100歳というとてもおめでたい年齢で元気に暮らしているおじちゃん。おじちゃんのことって意外と詳しく知らない。家族として、それを知りたいという思いと、日本にいる約7万人の100歳以上の高齢者を支える介護者のコミュニティになればいいという思いを込めて、今回もお届けしたい。

おじちゃんの直筆

Q1.夢は?

A1.90〜80へもどりたいな

この回答をするまで、おじちゃんは「夢か、夢は勘弁してくれ。もう、100だからな。今、俺は幸せだから俺は満足だ。もうこれ以上のことを望んじゃいけない。」といっていた。しかし、少しすると上記のように記入していた。おじちゃんが20歳に戻りたいと言わずに、80〜90歳と回答しているのは、戦争時代の人特有なことかもしれない。おじちゃんは、29歳で戦争から帰ってきた。つまり、20歳のおじちゃんはまだ、戦争前中なのだ。

こう考えると、80〜90歳という歳は、おじちゃんにとって幸せな時代に生きる若い自分の姿なのかもしれない。

Q2.尊敬する人は?

A2.乃木大将

Q3.大好きな人は?

A3.乃木大将

「どうして、好きなのかっていうと、今だったら俳優とか歌手とかはいうけど、俺たちの時代は軍人だから、そういうことなんだな。」と、おじちゃんは続けて言った。

Q4.やりたい仕事

A4.新聞記者

「俺は、学校出てないから頭は良くないけど、みんなに可愛がられてたな。」そう、続けていた。

迷いながら、このような質問用紙を渡すと、とてもしっかり悩んで答えてくれるおじちゃん。おじちゃんにとっても、手や頭を動かす良い機会になっていれば良いと思った。新聞記者としてのおじちゃんの姿は見ていないが、今は私など家族が記者となって、おじちゃんはインタビューされている。その構図がなんだか不思議だった。


インタビュー・写真/mamacoro
文/福田 伊万里